【予算1万円】安いおすすめ登山テント!コスパ最強の6種を紹介
登山テントはある程度の耐久性が必要で、安すぎる物だと風などで壊れてしまう可能性があります。そこで、山の気象条件に最低限耐えられる、おすすめの登山テントと選び方をご紹介します。初期費用を抑えて夢のテント泊へ出かけましょう!
ファミリーテントと登山テントの違い
安い登山テントを探していると、ファミリーテントをよく目にするでしょう。ファミリーテントはあくまで平地での使用が目的です。テントの高さも高く、重さも車で運ぶ事が前提となっている物も多いです。
それに対し登山テントは、耐風性の観点から天井が低く、軽量で畳むとコンパクトになります。設計から異なるため、高価なファミリーテントであっても登山テントとしては、ほとんど使えないでしょう。
安い登山テントの選び方
登山テントはファミリーテントと違い、スペックが求められます。ここでは安い登山テントを選ぶ時にチェックしたい事を説明します。
①重量とコンパクト性
登山する上で重要なのは荷物の軽量さです。重量があると、テント泊地に行くだけで体力が削られてしまいます。
体力に自信がない人は、安い登山テントを選ぶ時に軽量な物を優先して選びましょう。ハイエンド装備と比べると、重量は劣ってしまう部分ではありますが、物を選べば十分登山が可能です。
また、ザックの中に収納できるコンパクトさも必要となります。登山テントでスペースを取りすぎてしまうと、他の装備が入らなくなる可能性があります。
②耐久性
安い登山テントでよくあるトラブルが、雨漏りや風による損傷です。
稜線上のテント場では強い風が吹くため、登山テントにはある程度の耐久性が求められます。安い登山テントを選ぶ際は、丈夫さにも注目しましょう。
天気が変わりやすい山の上では、雨への耐性も大事です。水漏れをしない、しっかりとした縫製がされている事も最低条件です。
ただし、悪天候下で安い登山テントは禁物です。場合によっては命の危険があります。事前に天気をチェックして、いざと言うときは小屋泊ができるテント場を選んでください。
③居住性
テント泊での大敵が結露です。通気性が悪い物を選ぶと、朝起きた時にはびしょ濡れになっている場合があります。
通気性や素材に気を使って作られている製品を選ぶことで、居住性は驚くほどアップします。付属品に注目して選ぶのもおすすめです。
安い登山テントおすすめ6種を紹介
安い登山テントの中でも性能が高い商品をご紹介します。自分にとって最も良い商品を探してください!
【ネイチャーハイク】クラウドアップ
重量 | 1620g |
耐久性 | ★★★★★ |
居住性 | ★★★★★ |
ネイチャーハイクは技術力に自信があるアウトドアブランドです。「CloudUp(クラウドアップ)」シリーズは半自立式のダブルウォールテントで、取り出しやすさ、組み立てのしやすさが魅力的な商品です。
ダブルミシンで補強し、密度の高いポリエステルを使用する事で、高い耐水性能を誇ります。安心の二重構造でさらに強度を高め、内部にメッシュ素材の扉があるため、虫が入っていくるのも防ぎます。
マイクロメッシュのインナーテント素材に、ベンチレータがついているため通気性も優秀。テントの中にはランタンフックがついているため夜も安心です。
【ギアトップ】ソロテント
重量 | 900g |
耐久性 | ★★★☆☆ |
居住性 | ★★★☆☆ |
安い登山テントにも関わらず、900gという高価格帯に匹敵する軽量さが魅力の商品。
トレッキングポール2本を使い設営します。短時間でテントが完成できる簡素さも人気の一つ。風を受け流す構造をしていますが、稜線上でテントを張る際はペグ打ちを念入りにしましょう。
頭と足部分に2つベンチレーションを備えているため、通気性が良く結露も軽減できます。軽量だけれどもテント内は荷物も置ける広さ。前室も大きく取れるため、調理する方にもおすすめです。
【モビガーデン】ライトナイト
重量 | 1,500g |
耐久性 | ★★★★★ |
居住性 | ★★★★★ |
シリコンコーティングされた強度があるナイロン生地を使っているため、引き裂きなどの事故からテントを守ってくれます。
既存の2つのベンチレーションシステムに加えて、入り口のジッパーを調節する事で新たにベンチレーションを作れるので、結露に対しても強くなっています。
12個のペグを備えているため、耐風性にも優れています。3年保証がついているため、万が一不良が起きても安心なテントです。
【バンドロック】ソロドーム
重量 | 1,880g |
耐久性 | ★★★★★ |
居住性 | ★★★★☆ |
雨の浸水を防いでくれる耐水圧に、強度と柔軟性が高いポールによって耐風性もある安い登山テントです。
耐寒性はあまりないため、初夏~秋口での使用がおすすめ。肌寒い季節で使用したい場合はシュラフの性能を上げるのがおすすめ。
テント内部にはランタンフックやギアハンモック、小物収納用のポケットが備え付けてあります。
【フライトップ】Azarxis
重量 | 1,800g |
耐久性 | ★★☆☆☆ |
居住性 | ★★★☆☆ |
ダブルドア方式なので通気性は良好です。安い登山テントの中でもコストパフォーマンスが良いですが、ペグが芝生用なので買い換える必要があります。
テント内にはランタンフックの他に、収納ポケットが4つあります。2000m以下の山や、木に囲まれたテント場での使用を推奨します。
【フィールドア】キャンプドーム
重量 | 1,600g |
耐久性 | ★★★☆☆ |
居住性 | ★★★☆☆ |
国内ブランド「FIELDOOR(フィールドア)」が制作している登山テントです。比較的軽量なので登山テント向きです。
裂けの進行を食い止めるリップストップ生地に、通気性を高めるベンチレーションも備わっています。
ポールは強度の高いジュラルミン素材で、テントの耐久性を向上させています。
紹介した全商品を比較
ネイチャーハイク | ギアトップ | モビガーデン | バンドロック | フライトップ | フィールドア | |
---|---|---|---|---|---|---|
重量 | 1620g | 900g | 1,500g | 1,880g | 1,800g | 1,600g |
サイズ | 125cm×270cm×100cm | 60cm×210cm×115cm | 110~72cm×275cm×100cm | 200cmx150cmx110cm | 210cm×50+100+30cm×100cm | 210cm×105cm×110cm |
収納サイズ | 45cm×12cm×12cm | 11cm×11cm×4cm | 39cm×12cm | 38cmx15cmx15cm | 46cm×16cm | 16cm×32cm |
フライシート耐水圧/ アンダーシート耐水圧 |
4,000mm/ 3,000mm |
3,000mm | 3,000mm/4,000mm | 3,000mm | 3,000mm | |
耐久性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
居住性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
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安い登山テントは購入後すぐに確認
安い登山テントは、不良品に当たる確率が高価格帯と比べて高くなります。買ったままにせず、試し設営をして細かく確認をしてください。
特にチェックしたいのがペグの強度です。登山テントは硬い場所にペグを打つ事も多いため、できるなら登山に対応した物に買い替えましょう。
まとめ
安いおすすめ登山テントを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。テント泊装備は節約が難しい部分ですが、適切に使う事で快適に寝る事ができます。テントで浮かせたお金で、シュラフなど性能の良い物が買える時もあります。お気に入りのテントを見つけて、自分だけの空間を手に入れてください!