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山登りにマスクは必要?飛沫防止するために登山で必要な対策

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アイキャッチ 登山 マスク

山登りをする際に、登山者がマスクをしているのか、気になっている人は多いでしょう。オープンな空間で運動ができる山登りですが、人とのすれ違いなど最低限の接触があります。登山をした際にマスクが必要なのか、実際に登った経験から解説します。

目次

登山にマスクは必要?

出典:ゆるペン登山

登山にマスクは必ずしも必要というわけではありません。むしろ本格的な山では外している人のほうが多い傾向にあります。夏などは熱中症の危険性があるため、行動中は外すほうが良い場合も。

ただし高尾山など人の多い山では、行動中でも着用する人の方が多数派です。普段山登りしない人が観光で来るような山では、マスクをする事を推奨します。

季節や登る山、茶屋などで人と触れ合いがある場合など、シチュエーションを考慮してマスクを着脱しましょう。

人密度★★★★★:高尾山でのマスク装着率

高尾山 マスク 登山
出典:ゆるペン登山

登山者世界一とも言われる高尾山。”1号路(表参道)”でのマスク装着率は、ほぼ100%とも言える高い確率でした。リフトやケーブルカーに乗って登山するルートなら、マスクをしていくのが無難でしょう。

装備を整えて登る人が多い”稲荷山ルート”でも、約80%ほどの人がマスクを装着していました。他の山と比べても高い装着率です。

しかし、沢沿いに進む6号路では、マスクの装着率は約50%以下とかなり下がりました。6号路は奥まった場所に入り口がある事、上2つのルートよりもキツい箇所が多い事から、装着率が下がっているのでしょう。

高尾山から小仏城山、景信山、陣場山などの奥高尾への縦走路では、マスク装着率はかなり下がりますが、それでも他の山と比べると、マスクをしている方は多めでした。挨拶も控える方が多いです。

以上の結果から高尾山で山登りをする際は、マスクをするのがほぼ必須である事が分かります。マスクを外して山登りをしたい場合は、6号路がおすすめです。

人密度★★★★☆:大山でのマスク装着率

出典:ゆるペン登山

神奈川県にある大山は、山登りと参拝ができる事から人気の山です。大山でのマスク装着率は、ケーブルカー駅付近は約100%、登山道では約10%以下でした。

大山はケーブルカーに乗って山の中腹まで移動する事ができます。そのため観光客が多く、ケーブルカー駅までは人密度が高くなっています。特に秋は紅葉目当てにたくさんの人が押し寄せます。

しかしケーブルカーを使わない登山道、ケーブルカー駅より先の登山道ではほとんどの人がマスクを装着していませんでした。

大山阿夫利神社への参拝以外にも登山がしたい場合、登山道でマスクを外しても違和感はないでしょう。

人密度★★★☆☆:塔ノ岳のマスク装着率

塔ノ岳 山頂 マスク
出典:ゆるペン登山

休みの日になるとバスが人で満員になる塔ノ岳。この山では、ほとんどの人がマスクを装着していませんでした

塔ノ岳はケーブルカーなど何もなく、登山道も急勾配なのでマスクをしての登山が困難でしょう。マスクをしている人がいても、スポーツ用など苦しさが軽減される装備で山登りをしていました。

塔ノ岳など人気だけれど、本格的な登山が楽しめる山ではマスクを外しても違和感はありません

登山中の飛沫防止におすすめの商品

マスクを外しての登山は不安という方のために、山登りのアクティブな動きに対応してくれる商品をご紹介します。

【アンダーアーマー】スポーツマスク

スポーツブランド「アンダーアーマー」の通気性に優れたスポーツ用のマスクです。従来タイプのものより重量が約40%軽減しているため、着け心地が軽やかとなっています。

中間層に通気性を上昇させる構造を使っているため、運動時も呼吸が楽です。汗による通気性の低下に対しても効果を発揮してくれます。

サイズがXSからXXLまで豊富にあるので、子供から男女まで幅広く装着が可能です。

【GOOD MASK】冷感スポーツマスク

冷感素材マスクが3枚入なうえに、手洗いによる繰り返し使用も可能というコストパフォーマンスに優れた商品です。

安価であっても、耳の痛さを軽減する長さ調整可能な紐、息切れするほどの運動でも快適な通気性など、機能性に優れています。

色もブラック・ベージュ・グレーなどバリエーションが豊富。山登り以外にも普段使いとして、不織布の上につけるのもおすすめです。

【ミズノ】 フェイスガード

耳にかけて顔から首まで覆ってくれるフェイスカバーです。飛沫を抑制しながら、UVカット効果が期待できます。

ミズノの独自技術である「ドライサイエンス」を使用した吸汗速乾素材を使っているため、山登り中の汗によるベタつきや不快さを軽減してくれます。

また、スリット入り構造のおかげで空気が入りやすく、呼吸がしやすくなっています。

【ディーツ】カラビナ付き消毒スプレー

ザックにつけやすいカラビナ付きの消毒スプレーです。遮光素材のボトルだから劣化に対しても強く、残量確認用の小窓もついているため使いやすさも抜群です。

オシャレな外見で登山ギアとしても違和感がなく、キャップは紛失防止のために本体と繋がっているのもポイント。

マスク装着率が低くても対策は必要

出典:ゆるペン登山

登山道ではマスク装着率は低下しますが、決して飛沫対策を怠っていいわけではありません。むしろ、いつも以上に消毒など感染に対して気を使う必要があります。

山登りは手洗い設備が整っていない場所が多く、手すりなど人が触れる場所もあります。一人ひとりが感染対策をする事が山登りの安全へと繋がります。

まとめ

実際に登った経験から、登山にマスク装着率などをお話しましたが、いかがだったでしょうか。目に見えないものだからこそ、登山者の意識が大事です。人が多い山ではマスクをして、人通りが少ない場所でのみマスクを外すなど、登山者同士で気を使いながら山登りに臨みましょう。

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