登山用ソフトシェルの選び方！おすすめの試着可能な商品も解説

薄手でありながら風を防いでくれるソフトシェルジャケットは、春夏秋登山で大活躍する定番アイテムです。Tシャツやフリースの上から着ることで体が冷えるのを防いでくれます。

この記事ではAmazonの”Prime Try Before You Buy”というサービスを使い、手軽に試着できるソフトシェルをご紹介します。いざという時頼もしい味方となってくれるソフトシェルを選びましょう。

登山用ソフトシェルを使うメリット

ソフトシェルを持ち歩くことは、さまざまな利点があります。ここでは3つのメリットをご紹介します。

防風性能と通気性・吸湿性がある

ソフトシェルには主に風を防いでくれる役割があります。ゴアテックス素材のように完全に風を防ぐのではなく、適度に通気性を保った上で防風してくれるため、汗による不快感を軽減してくれます。

水滴を防ぐ撥水性

ソフトシェルには基本的に撥水性能が備わっています。軽い雨なら弾いてくれるため、行動中の突然の雨でも一時的に装備が濡れることを防ぎます。完全な防水性能はないため、レインウェアと一緒に持ち歩きましょう。

ストレッチ性がある

防風性がありながら生地が伸びやすいため、登山歩行時の妨げになりません。高い伸縮性により登る山とシーンを選ばないのが特徴です。

登山用ソフトシェルの選び方

ソフトシェルは使う場面を選ぶことで効果を発揮します。着る時のシチュエーションをイメージしながら購入しましょう。

着るシーズンを考える

ソフトシェルが効果的なのは主に春～秋にかけての季節です。冬の低山での行動中などでも活用できます。真夏であっても頂上は地上よりも気温が低く、風もあるため汗冷え防止にソフトシェルを羽織ることも効果的です。

適切なフィット感

ソフトシェルはレイヤリング（着込む服の層）の一番上に羽織ることが多いです。そのためフリースやTシャツなどをあらかじめ着た上で試着すると、本番を想定したフィット感を確認できます。

自宅でお試しできるソフトシェル5選

登山で使えるソフトシェルは、機能性も豊か。一回試着をしてから選びましょう。

【ミレー】アウトドアジャケット

袖にストレッチ性のある素材を使用しているため、どんなアクティブな動きにも対応できるミレーのソフトシェルです。旧モデルと比べて素材に柔らかさが加わり肌触りが良くなっています。

大きめの作りのため、中に色々着込む予定の人には最適です。袖口をボタンで絞れるため、冷たい風が吹き込むことを防ぎます。

【ザノースフェイス】マウンテンソフトシェルフーディ

生地が立体裁断されているため、登山の動きに追従してくれる製品です。素材はナイロンとポリウレタンを使用しているため、擦れに強くもストレッチ性がある万能性があります。

手の甲を覆うランバージャック仕様の袖だから、多少の日差しなら手袋いらず。顔にフィットするフード付きなので、雨に対しても心強いです。サイズ感は少しタイトなため、中に着込む場合はワンサイズ上がいいでしょう。

【マムート】 シェルジャケット マクーン

2ポイントで調整できるフードに、ジッパーの後ろにフラップをつけることで、雨風が服の中に吹き込むことを防ぎます。ダブルジップ仕様なため、上からでも下からでも閉められ着脱が簡単です。

スリムなシルエットサイズなので、アンダーが少ない春～夏登山におすすめです。秋以降も着る場合はひとつ上のサイズを選んで中に着込みましょう。

【ミズノ】ベーシックトレイルジャケット

薄手で小さく畳めるため携帯性に優れているソフトシェルです。撥水性能や防風性能も十分にあるため、いざという時にザックに忍ばすのに最適です。普段遣いのタウンユースとして買う人も多い品です。

【サロモン】ボナッティ ウォータープルーフ ジャケット

ソフトシェルのフロント部分には防風に特化した生地を、背面には起毛ニット生地を使用しているため、風に強く暖かで通気性のあるジャケットを実現しています。

真冬の休憩中に使う場合はハードジャケットやフリースなどと併用することで、オールシーズン活躍できる性能を持っています。

風を防ぎ体温が奪われるのを防ぐソフトシェル

登山で気をつけなくてはならないのは低体温症です。たとえ夏であっても、風による汗冷えは体温を奪います。ソフトシェルは、休憩中や行動時に防風してくれるため、季節を問わずに体を守ってくれます。一枚ザックに入れておくだけで、雨や強風時などの時に体温を守り、安全な登山に繋がります。自分だけのレイヤリングで、最高のソフトシェルを選びましょう！