モンベルのWIC.クール ネックゲーターをレビュー!快適な登山に
目元から首まで覆ってくれる、モンベルの「WIC.クール ネックゲーター」は、登山などの運動において高いポテンシャルを発揮してくれます。特殊な素材でできているので、長時間の使用でも安心です。この記事では、実際に登山で使用しレビューしていきます。
モンベル WIC.クール ネックゲーターの特徴
この商品は普通のネックゲーターと違い、さまざまな特徴があります。ここではその魅力を説明します。
通気性が抜群
汗をかいても、すぐに体外へ放出してくれるので、不快感がほとんどありません。特殊な繊維によって速乾性も高いので、素早く水分を蒸発してくれます。
WIC.クール ネックゲーターは、凹凸がある生地をしています。そのため、肌に触れる面が少なくなり、より蒸れを感じにくくなります。
消臭機能がついている
光の力でニオイの元となる菌を分解・除去してくれる効果がある光触媒素材によって、長時間の使用でもニオイを消臭してくれます。
消臭・抗菌効果は洗濯しても消えずに、半永久的に持続します。1泊以上の登山でも、WIC.クール ネックゲーター1枚あれば、宿泊がある登山でも安心です。
紫外線を防いでくれる
WIC.クール ネックゲーターには、90%以上の紫外線を防ぐ加工がされています。UVカット効果によって稜線上の登山でも、顔周りの日焼けを防いでくれます。
特に帽子だけでは防ぎにくい首周りの日焼けに効果的です。
顔周りの長さを調節できる
鼻上で固定できるコードロックはアジャスター機能付きです。WIC.クール ネックゲーターは顔周りの大きさや、男女問わずに装着ができます。
また、ずり落ちを防ぐために、鼻に当たる部分には樹脂製の素材が埋め込まれています。
2通りの装着方法で使い分けられる
鼻上まで上げてマスクのように使用する方法と、首に巻いてUVカット効果を優先させる使い方があります。
アジャスターは伸縮性があるので、上げるのも下げるのも簡単です。休憩中はWIC.クール ネックゲーターを下げて深呼吸するなど汎用性の高さがあります。
モンベル WIC.クール ネックゲーターを実際に使ってみた
実際に使ってみてどうだったのかレビューしていきます。ぜひ参考にしてください。
高山での使用感
八ヶ岳縦走の際にWIC.クール ネックゲーターを使用してみました。
晴天なので紫外線がかなり強かったです。そのため日焼け防止にはかなり効果的で、下山しても肌が赤く(黒く)なる事はありませんでした。
ただし、高山で空気が薄いところだと息苦しく感じてしまい、横岳から赤岳からの急登では、首に下げて使用していました。
逆にそれ以外の部分では保温効果もあって、寒さなどは感じませんでした。
低山での使用感
WIC.クール ネックゲーターの通気性の高さにより、汗によるベタつきはほとんど感じませんでした。呼吸も楽で、登山をしていても息苦しさはなかったです。
普通の不織布マスクを使って登山をしてみましたが、WIC.クール ネックゲーターと比べると雲泥の差です。不織布マスクは汗による不快感も高く、呼吸もしにくかったです。
一つ難点を上げれば、呼吸による熱がネックゲーター内に多少こもる事です。不織布マスクと比べれば断然涼しいので、どのネックゲーターをつけても熱の体感は一緒でしょう。
WIC.クール ネックゲーターのデメリット
WIC.クール ネックゲーターは通気性が高く、不快感がありませんでしたが、少し難点もありました。
- コードロック部分が視界に入る
- 熱が多少こもる
アジャスター機能があるコードロックが鼻上にくるので、紐の盛り上がりが視界に入ってしまいます。高山の岩稜地帯など、視界を保ちたい場所では少し不便です。
また、暑い時期の低山では熱を感じてしまい、ずり下げたくなりました。樹林帯や人とすれ違う時以外は、首まで下げてしまうのもおすすめです。
寒い時期の低山での使用も推奨します。通気性が高いので保温効果が低いですが、呼吸による熱のおかげでちょうど良い体感温度になります。
WIC.クール ネックゲーターに似た製品
ネックゲーターは呼吸のしやすさが大事です。機能性のいいネックゲーターなら登山も快適になります。以下の記事でおすすめのネックゲーターを紹介しているので、お時間があればぜひ読んでみてください。
まとめ
WIC.クール ネックゲーターは薄手の生地で、汗によるベタつきを抑える工夫がされています。夏の高山や低山でも効果を発揮してくれるので、オールシーズン活躍してくれるでしょう。日焼け防止や、汗蒸れを防ぎたい方におすすめの商品です。