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登山に溶けないチョコレートを持っていこう!おすすめ製品も紹介

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登山 チョコレート

やさしい甘さに癒されるチョコレート。カロリーや糖質も高く、登山中の行動食としても優秀です。しかし、暑い時期は溶けてしまうため、チョコレートを持っていきにくいでしょう。今回の記事では、暑い時期でも登山に持っていける”溶けないチョコレート”を紹介します。

目次

なぜ登山にチョコレートがいいのか

登山用の溶けないチョコレート
出典:ゆるペン登山

チョコレートは、カロリーが高いことで知られる食べ物です。商品にもよりますが、チョコレートのカロリーは100gで約550kcal(キロカロリー)あります。お茶碗1杯分の白米(約150g)が約240kcalなので、倍以上のカロリーを持っている計算に。体重によりますが、登山は1時間で約500kcal消費するとされているので、チョコレートはエネルギー補給にピッタリの食材といえるでしょう。

チョコレートには、糖質も多く含まれています。エネルギー源となる糖質は、登山に欠かせない栄養素のひとつ。チョコレートの糖質の量は100gで約50gほどあり、お茶碗1杯分の白米と同量程度になります。

また、チョコレートに含まれる「テオブロミン」と呼ばれる成分には、精神を落ち着かせる効果があるとされています。登山中にリラックスしたいときは、チョコレートを積極的に食べてみましょう。

余談になりますが、日本アルプスで1週間遭難し、救助された人が持っていたのは、チョコレートと水だけだったそうです。持っていたチョコレートの量は12粒。チョコレートは1粒あたり約28kcal・糖質2.6gとされるので、チョコレート約336kcal・糖質31.2g分と水だけで1週間生き延びたことになります。

登山向けの溶けないチョコレートの選び方

登山道
出典:ゆるペン登山

エネルギー源となるチョコレートの欠点は、暑さによって溶けてしまうことです。しかし、チョコレートのなかには多少の暑さで溶けないものが存在します。ここでは、溶けない(溶けにくい)チョコレートの選び方を解説します。

黒糖入りのチョコを選ぶ

黒糖入りの溶けないチョコレート
出典:ゆるペン登山

黒糖入りのチョコレートは、暑さに対して強い製品が多いです。黒糖はミネラル(ナトリウム・カリウムなど)が豊富に含まれています。ミネラルは発汗によって失われるため、ハードなスポーツである登山と黒糖は相性がバッチリ。

また、黒糖にはビタミン(ビタミンB1・B2など)も含まれており、栄養補給食としても優秀です。体への吸収も早いので、素早くエネルギーを補ってくれます。白砂糖と比べ、血糖値の上昇がゆるやかなのもメリット。コレステロールの上昇を抑える効果もあるとされ、生活習慣が気になる方にもいいでしょう。

デメリットは、独特な風味があるため、白砂糖と比べるとクセを感じる方もいます。黒砂糖を使ったチョコレートのなかには、黒砂糖のクセを抑えた製品もあるので要チェックです。

焼きチョコレートをチョイス

溶けない焼きチョコレート
出典:ゆるペン登山

焼きチョコはベイクドショコラとも呼ばれ、薄力粉やココアパウダーなどをチョコレートに混ぜて、しっとり焼き上げた製品です。チョコレートが生地に混ざることで、高温でも溶けない特徴をもっています。サックリとした食感が魅力で、ベタつきが少ないチョコレート系のお菓子です。

シュガーコーティングされているチョコを選ぶ

シュガーコーティングの溶けないチョコレート
出典:ゆるペン登山

シュガーコーティング(糖衣)とは、砂糖でチョコレートを覆ったものです。砂糖の溶ける温度は185度とされているので、暑い場所でもチョコレートがシュガーコーティングから溶け出すことはありません。溶けないチョコレートというより、チョコレートに触れずにすむ製品ともいえます。

暑くても溶けないチョコレート10選

登山向け 溶けないチョコレートのバリエーション
出典:ゆるペン登山

チョコレートは行動食として人気が高い食べ物。暑い時期にもチョコレートを持っていきたい方は多いでしょう。おすすめの溶けないチョコレートを紹介するので、ぜひ見ていってください。

▼登山用のチョコレートをみる▼

▼黒糖チョコレートをみる▼

▼焼きチョコレートをみる▼

▼シュガーコーティングのチョコをみる▼

【大東カカオ】やまチョコ

45度の環境にも耐えた、登山者向けに作られた溶けないチョコレート。塩レモン風のさっぱりとした味で、登山中に食欲がないときでも食べやすいですよ。チャック付きのパッケージなので、携帯しやすいのも魅力です

商品情報

1袋(50g)あたり

  • カロリー:279kcal
  • たんぱく質:3.9g
  • 脂質:17.5g
  • 炭水化物:26.5g

公式サイトより引用

【ケンコーフーズ】琉球ショコラ

気温40度でも溶けない、黒糖入りのチョコレートです。ガーナ産のハイカカオチョコレートや、やさしい甘みが特徴の沖縄県産の黒糖を使用。ビターなチョコレートが苦手な方でも食べやすい、まろやかな風味が魅力の製品です。

商品情報

100gあたり(1袋50g)

  • カロリー:480kcal
  • たんぱく質:5.9g
  • 脂質:21.9g
  • 炭水化物:64.8g

【琉球黒糖】チョコっとう。塩味

炎天下でも溶けない黒糖を含んだチョコレートです。沖縄県産のさとうきびを使うことで、風味豊かな甘みとなっています。チャック付きなので、保管にこだわる方にもおすすめ。

商品情報

40gあたり

  • カロリー:167kcal
  • たんぱく質:0.7g
  • 脂質:3.9g
  • 炭水化物:32g

公式サイトより引用

【永久屋】チョコ黒糖

黒糖のクセが少ないので食べやすく、高温下でも溶けないチョコレートです。黒糖は、自然豊かな奄美喜界島産のものを採用しています。精製されていない黒糖を使っているため、血糖値の上昇もゆるやか。健康が気になる方にもピッタリな製品です。

商品情報

100gあたり(1袋70g)

  • カロリー:434kcal
  • たんぱく質:0.9g
  • 脂質:11.2g
  • 炭水化物:82.3g

【ブルボン】MCTプラスベイクドショコラ

チョコレートチップの食感が楽しい、溶けない焼きチョコレート。MCT(中鎖脂肪酸油)によって中性脂肪を分解してくれる作用があるとされています。登山中に一口で手軽に食べたい方におすすめの製品です。

商品情報

37g(1袋)あたり

  • カロリー:183 kcal
  • たんぱく質:3.2g
  • 脂質:11.3 g
  • 炭水化物:19.1 g

【森永製菓】ベイク ショコラ

溶けない焼きチョコレートの代表格、ロングセラー製品のお菓子です。外側はサクサク、中はなめらかなチョコレートが楽しめます。登山中も安定したおいしさを求める方にピッタリのチョコレートです。

商品情報

1粒(標準4g)あたり

  • カロリー:22kcal
  • たんぱく質:0.27g
  • 脂質:1.4g
  • 炭水化物:2.2g

【OGGI(オッジ)】ガトーショコラ

ぜいたくな一時を味わえる、溶けないチョコレートケーキです。口溶けのいい自家製のガナッシュチョコレートが混ぜ込まれています。特別なチョコレートを登山中に食べたい方にピッタリの製品です。

【珍味の喜久屋】小石チョコレート

まるで小石のような見た目がおもしろい、シュガーコーティングのチョコレート。硬そうに見えますが、マーブルチョコのように食べやすい食感をしています。ユーモアのある溶けないチョコレートで、登山中の心を癒やしてくれますよ。

【新宿高野】フルーツチョコレート

フルーツの最高峰ブランドが販売する、シュガーコーティングのチョコレートです。フルーツジュースをパウアダーにし、果肉も一緒に混ぜこまれているので栄養素も豊富。おいしい溶けないチョコレートを食べたい方なら本製品がおすすめです。

商品情報

100gあたり

  • カロリー:563kcal
  • たんぱく質:4.4g
  • 脂質:34.1g
  • 炭水化物:59.6g

【マースジャパン】M&M'sミニミルクチョコレート

アメリカ生まれのロングセラー製品です。ミニパックとなっているので、登山中もザックのポケットから簡単に取り出せますピーナッツ入りのタイプもあり、バラエティに溶けないチョコレートを楽しみたい方におすすめです。

商品情報

40gあたり

  • カロリー:191kcal
  • たんぱく質:2.1g
  • 脂質:7.2g
  • 炭水化物27.8g

登山には溶けないチョコレート以外もおすすめ

登山 溶けないチョコレート以外のお菓子
出典:ゆるペン登山

登山中は、溶けないチョコレート以外にも魅力的なお菓子がたくさんあります。バリエーション豊富にそろえれば、休憩タイムが待ち遠しくなりますよ。おすすめのお菓子を紹介した記事を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

溶けないチョコレートを登山の行動食にしよう

夏の登山道
出典:ゆるペン登山

溶けないチョコレートは、暑い季節の登山に持っていける万能食です。カロリーや糖質、脂質も高く登山のエネルギーをしっかりと補ってくれます。何よりチョコレートはおいしいお菓子です。食べるだけで幸せになれます。溶けないチョコレートを持って、次の登山へ出かけましょう!

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